ビルエネルギー運用管理ガイドライン<平成24年改訂版>
一般社団法人日本ビルヂング協会連合会は、平成24年10月、「ビルエネルギー運用管理ガイドライン」〔平成20年6月初版〕の改訂版を刊行いたしました。
1.ガイドラインの目的 地球温暖化防止に向けて、ビル業界が取組むべき共通の指針を定めることにより、テナントとも協働しつつ、自主的なCO2削減対策を一層加速させることを目的とします。
2.ガイドライン制定の経緯 国土交通省と不動産・建築・設備関係業界で構成される「オフィスビルの地球温暖化防止対策検討会」の「中間取りまとめ」(平成19年12月21日)において、当連合会が主体となり、ビルエネルギー運用管理ガイドラインを策定することが提言されました。
3.ガイドラインの構成
(1)CO2削減の意義とビルオーナーが着眼すべき5つのポイント
(表1参照)
(2)費用対効果を考慮した100の対策メニュー (表2参照)
(3)エネルギー管理システムの構築 (「CO2の見える化」、「省エネ診断の活用」)
(4)テナントとの協働による対策 (啓発対策、取組体制)
(5)実在するビルでのCO2削減効果のシミュレーション
大規模で、中央熱源方式によるビル- (表3参照)
中規模で、個別分散熱源方式によるビル- (表4参照)
4.ガイドラインの活用 当連合会の会員はもとより、不動産・建築・設備等の関係団体に配布し、オフィスビルの省エネ化・省CO2化に向けた関係者への普及・啓発を図ります。 また、(社)日本経済団体連合会等と連携して、自社ビル対策としての活用もPRしていきます。
書籍名:ビルエネルギー運用管理ガイドライン<平成24年改訂版>
体 裁:A4判253頁
価 格:1部 3,000円(税・送料込み)
※ビル協会員については別途割引があります。