■ 背景・目的
2050年カーボンニュートラルを実現するためには、CO2削減ポテンシャルが大きい既存建築物への対策が不可欠です。今般環境省では、令和5年度補正予算において、既存建築物の外皮の高断熱化及び機器等の高効率化工事に対して補助を行う「脱炭素ビルリノベ事業」(業務用建築物の脱炭素改修加速化事業)を新たに開始しました。本事業は、温室効果ガスの排出削減と産業競争力強化・経済力の成長を共に実現する事を目的としたGX予算で執行されます。
本事業はビル事業者が、環境適合対応を図るための既存改修に活用できる補助金で、以下の面で非常に有効な制度となっています。
・申請期間の長期化(8か月間)
・補助年限の複数年化(最長3か年)※特別に年度をまたいだ執行を可能
・補助総額約300億円、補助率:費用の1/2~1/3、補助上限:1事業10億円
但し、補助適用要件や申請手続き等が多少複雑、煩雑な側面があるため、今般環境省にお願いしビル協会員向け、特別説明会の開催を企画しました。少しでもご関心のある方、制度に関して詳しい情報を得たい方、申請手続き等についてご相談したい方など、遠慮なく参加申込み下さい。環境省や執行団体である環境共創イニシアチブから直接説明を受けられる有益な機会となります。ご参加宜しくお願い致します。
■開催日時:5月15日(水)15:00~16:30
■開催場所:コンファレンススクエア エムプラス ミドル1会議室
(千代田区丸の内 2‐5‐2三菱ビル10F)
■参加料 :無料
■講演者(説明者):以下の2名を予定
環境省:地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室 室長補佐 鳴海 匡
一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII):事業第1部 部長代理 綛山 裕介
■申し込み:こちらのサイトにて記名入力後送信下さい。(先着30名想定)
https://www8.webcas.net/form/pub/t-boma/rinobe515
以 上