既存ビルの耐震化に当たっては、機能性、意匠性等の理由から、建替えが選択される例が多いですが、今年度の講演会では、既存ストックを活用することの社会的意義を再確認しつつ、既存建物の価値向上に向けた耐震改修事例を紹介します。
日時：令和４年９月２日（金）１４：００～１６：３０
会場：日本工業倶楽部２階大会堂 千代田区丸の内１－４－６
※会場視聴（４０人限定）とWEBとのハイブリッド
１．基調講演（６０分）
「（仮題）ストック建築物の価値向上」
青木茂建築工房代表取締役、（一社）リファイニング建築・都市再生協会理事長 青木茂氏
リファイニング建築（建築再生）の第一人者である青木氏から、既存建築ストックを
再生・活用することの社会的意義と最新動向等について講演いただきます
２．講演①（４０分）
「新宿住友ビル リノベーション－四半世紀をかけた前例なき挑戦－」
住友不動産株式会社 ビル事業本部企画管理部チーフエンジニア 山田武仁氏
各方面から多くの評価を得ている初期超高層ビルの再生プロジェクトに構想段階から
深く関わってきた山田氏に、プロジェクトの概要と実現までの経緯等について講演い
ただきます
３．講演②（４０分）
「建物の価値を高める耐震改修の発想」
金箱構造設計事務所代表取締役 金箱温春氏
日本建築構造技術者協会の元会長で建築構造設計の第一人者である金箱氏から、
安全性と経済性だけでなく、意匠性や機能性も考慮した事務所ビルの耐震改修事例
について講演いただきます