| (1)無駄とエネルギーロスの排除 | ○無駄の排除 |
| 未使用室・未使用時間の空調や照明点灯の継続、OA機器等の待機電力などの「無駄」を探し、できるだけ排除する。 |
| ○建物・設備のエネルギーロスの排除 |
| 窓面・隙間からの熱損失や配管系統からの熱損失、フィルターの目詰まりによる送風エネルギーロスなど、建物・設備のエネルギーロスを発見し、適正な運用、機器の交換等によりエネルギーロスを抑制する。 |
| (2)効率アップ | ○過剰(余裕)設計・運転の排除(最適容量の選択と継続) |
| 例えば冷暖房温度設定など、設計・運用管理等の各段階において、クレーム防止の観点などから各種設備を過剰(余裕)容量で設計、運転している傾向があり、各段階での最適容量の選択や継続的な検証を心掛ける。 |
| ○設備機器を定期的に点検・整備・清掃し、効率を上げる。 |
| ○機器劣化により効率が低下している設備部品を交換する。 |
| ○古くて効率の劣る設備機器を効率の良い機器に更新する。 |
| (3)負荷の平準化 | ○自動制御 |
| ピーク時の負荷を基準に運転設定されている場合が多い空調設備や昇降機などを、負荷に合わせて運転制御することや、利用時間の少ないトイレ照明などの点滅を自動化するなど、自動制御システムを導入し、無駄を省く。 |
| ○夜間電力の活用 |
| 夏期の日中にピークを迎える冷房負荷など、エネルギーの供給と需要の時間的ギャップによる無駄を省くため、例えば夜間蓄熱したエネルギーを昼間に利用するなど、安い夜間電力の有効利用を図る。 |
| ○自然エネルギーの利用 |
| 外気温度が室温より低い中間期や夜間に外気を取入れ、冷房負荷を低減したり、CO2排出量の少ないクリーンな太陽熱利用システムを導入するなど自然エネルギーを積極的に利用し、CO2削減・省エネを図る。 |
| (4)自然エネルギーの利用と排熱等の再利用 | ○排熱の回収・再利用 |
| 大気や下水道等の低温未利用熱を有効利用するヒートポンプシステムや排熱を有効利用するコージェネレーション、熱回収ヒートポンプシステムなどを積極的に導入し、効果的に省エネを図る。 |
| (5)ビル竣工時からの設定(調整)の見直し | 空調設備の運転時間など、竣工時の設定のままで運転されている場合が少なくないことから、竣工後のビルの運用形態やエネルギー消費特性にマッチングさせるとともにCO2削減・省エネの観点から設定を見直す。 |