一般社団法人 日本ビルヂング協会連合会 | Japan Building Owners and Managers Association

環境省・厚生労働省より、アスベスト関連マニュアル作成についてのお知らせ

環境省と厚生労働省は、これまで両省で対応してきたアスベストの規制に関し、
令和2年6月の「大気汚染防止法(環境省)の一部改正」、及び
令和2年7月の「石綿障害予防規則(厚生労働省)の一部改正」を受けて、
両省で作成していたアスベスト対応マニュアルを統合し、
「建築物等の解体等に係る石綿ばく露防止及び石綿飛散漏えい防止対策徹底
マニュアル」として、3月末に発表しました。
 

本マニュアルにおいては、建築物等の解体・改修工事の発注者に対しても、
以下の配慮を行うことが新たに義務付けられることとなりましたので、
会員の皆様におかれては、この点に十分ご留意下さい。

・施工業者に義務付けられている事前調査の結果、石綿が使用されていることが
 明らかになった場合、石綿除去等の工事に必要な費用、工期、作業方法等の
 発注条件について、施工業者が法令を遵守して工事ができるようにする配慮

・ 事前調査が適切に行われるよう、石綿の有無についての情報がある場合に、
 その情報を施工業者に提供するなどの配慮


・石綿除去等の工事を行う場合に、施工業者に義務付けられる作業の実施状況に
 ついての記録が適切に行われるよう、写真の撮影を許可する等の配慮

 

マニュアル全文はこちら↓

 建築物等の解体等に係る石綿ばく露防止及び石綿飛散漏えい防止対策徹底マニュアル(令和3年3月 厚生労働省、環境省)

 


 https://www.env.go.jp/air/asbestos/post_71.html(※環境省ホームページ)